成功事例/リサイクル業 法人営業職における「技術・人文知識・国際業務」ビザ取得

1.成功事例

はじめに

当事務所では、リサイクル業界を営むクライアント企業様より、中国籍従業員の「技術・人文知識・国際業務」ビザ申請サポートのご依頼をいただきました。雇用理由書の作成に特に注力した結果、無事にビザの許可を取得することができました。本記事では、許可につながった成功のポイントと、実際にご提出いただいた雇用理由書の特徴についてご紹介いたします。


ビザ許可に結びついた雇用理由書のポイント

  1. 具体的な採用経緯と業務内容の明示
    • 今回の雇用理由書では、営業活動の二側面(仕入れ営業・販売営業)の内容が具体的に説明されていました。このように、申請人が従事する業務を詳細に明らかにすることで、申請内容が「技術・人文知識・国際業務」の在留資格の趣旨に合致していることを明確にできました。
  2. 申請人の専門性と即戦力としての適性強調
    • 申請人が母国で身につけた素材知識や職歴を、即戦力としてどのように就職先で活かせるか詳細に記載しました。技術的・専門的な知識を要する業務内容と、その業務に申請人が適していることが具体的な事実を挙げて結びつけています。
  3. 高い営業力・交渉力と業績への貢献期待の明示
    • 10年以上の営業経験や新規顧客開拓の実績をもとに、営業力・交渉力が会社の営業活動全体に貢献することを説明しています。専門知識だけでなく、豊富な営業経験・汎用的なビジネススキルも強調しました。
  4. 多言語(中国語・日本語)対応の必要性・顧客対応力の裏付け
    • 社会背景として、在日外国人顧客の増加を挙げ、特に中国語対応が求められる営業現場の実状を具体的に述べました。申請人の語学力と文化的背景を、顧客サービス向上・事業成長との関連で説得力のある形で示しています。
  5. 日本語対応力の補足
    • 中国語のみならず、日本語でのコミュニケーションが可能である点も加え、日本企業の中で幅広く活躍できる将来性を補足しています。

まとめ

今回の申請では、**「なぜこの人材でなければならないのか」**という点を、会社の事業戦略や営業現場の課題と結びつけて丁寧かつ具体的に説明することが、許可取得の大きな決め手となりました。

リサイクル業界のように、仕入れ・販売先が多様化し、多言語対応や専門知識が不可欠となる中で、適切な理由書作成はビザ申請の成功に直結します。当事務所では、貴社の業態や事業拡大戦略をしっかりとヒアリングし、最適な申請書類作成をサポートいたします。